自宅でグリップを交換する方法を徹底解説!
こんにちは。太陽ブログです。
今回は自宅でゴルフクラブのグリップを交換する方法をお伝えしていきます。
用意するもの
自宅でゴルフクラブのグリップを交換するにあたって、
用意するもの一覧です。
(下の写真を見ながらご確認ください)
- グリップ交換用の万力(無くても出来るがあると楽)
- シャフトクランプ(右下シャフトを固定するためのもの)
- 両面テープ
- ハサミ
- グリップカッター
- マスキングテープ(無くても問題ない)
- 交換溶液(右上の2つ黄色のはライトのゴルフ用のスプレー、左のエコクリーンってあるのはコールマンのホワイトガソリン。手前の青っぽい液体がそう。100均のディスペンサー)
- 新しいグリップ
【補足説明】
※両面テープはなんでもいけるがテープの厚みによってグリップの太さが変わる。
上の太いのが50mmのバッファロー、下の2つはライトのテープ。
定番はバッファロー(太さ何種類かある。)剥がす時に綺麗に剥がしやすいのがバッファロー。
ライトのとかだと剥がす時に途中で切れてめちゃめちゃ面倒くさい。
剥がす時の楽さは何本もやると結構デカい。
両面テープは無くてもグリップはつけられる。
※両面テープによってシャフトにくっついてるわけではない。
右手だけ二重にしてテーパーを少なくするとかそういう用途だと思う。
ジャンボ尾崎はジャンボ巻きっていう巻き方してる。要は自由ってことです。
古いグリップを外そう
準備ができたら、まずは古いグリップを外していきます。
カッターを使って切ります。
※普通のカッターでも出来ますが、専用のグリップカッターは刃が浮くような形の作りになってます。
話ズレますが、一般的な50g程度のグリップで綺麗な紫のグリップはほとんどないんですよね(紫好きなので)。
紫って主に女性用で軽めだったり柔い奴だったり。。。
この壱は50g台で硬めでいいんだけど、バックライン有しかないのは不満でしたね。
mccの紫が昔あったので復活して欲しい。
メーカーにも問い合わせで有料でもいいからカラーチョイスできるようにして欲しいなどの要望はしましたがマイナーなので難しいでしょうね。
※ちなみにグリップも偽物が結構出回っているのでフリマアプリやヤフオクなどで購入する方は気をつけて下さい。
※スチールシャフトならそんなに気にしなくてもいいがカーボンシャフトは細い繊維の集まりみたいなものなので傷がつかないように気をつけて下さい。
上のカットした写真を見ると分かりますが、下巻きのテープが剥がれてる所と残ってる所があります。
こういうのを剥がす時にバッファローは剥がしやすい。ちなみにこれは螺旋巻き。工房でやってもらうとこれが多いかと思います。
他にも縦巻きやプロ巻き(今回巻いてるやり方)などがあります。
螺旋巻きのメリットはテープ同士の重なり部分が出ないので均等に巻けるって所かな。
一番初心者でもやりやすいのは縦巻き(テープの太さによっては重なりや隙間ができるから均等になりづらい部分もあるが楽)。
ちなみに、元々挿してたのはNO1グリップ(ナウオングリップって言うらしいよ。
ナンバーワンだと思ってた)の壱(ICHI)という奴。
【なぜプロ巻きにしたか】
それは今回太いのを買ってしまったから。
プロ巻きもシャフトのテーパーがあるんで重なる部分ができるけど楽。
逆にテープの重なり部分とバックラインを合わせて強調するっていうやり方もあります。
ライトのは剥がす時に剥がしづらいから使わないのが吉。
テープを剥がしたら掃除
テープを剥がしたら掃除パーツクリーナーや、溶液を使ってテープの粘着や脱脂をします。
脱脂をすることで巻く時にテープの付きをよくします。
ピカピカになりました。
新しいテープを巻こう
交換したいグリップを目安にマスキングテープで位置を出します。
※実際につけるグリップより少し手前にマークする。
シャフトの太さで実際につけるとグリップは少し短くなるし、そんな下まで付けた所でグリップ力に影響はないし、テープがグリップからはみ出してるとカッチョわりぃからね。
もちろんマスキングテープなんか使わなくても問題ない。
【なぜ使ってるか】
別件で買ったのは良いがなかなか使わないから消費するためです(笑)
まぁシャフトのセンターとグリップのマークを合わせるために細いテープとかでマークしとくのもありかなと思ってます。
万力ないとまっすぐさしづらい面もあるので。俺は裏挿しで入れてるのでそこまで気にしてません。
※裏挿しとはクラブを構えた時にグリップのマークを見えないように裏側にすることです。(タイガー・ウッズもやってます)フェースを開いたり閉じたりで球筋を変えたりする時にロゴの角度が変わるのがうざったいってこと。
マークをちゃんときっちりセンターに持ってくるってのは何気に難しい。
細かい性格だと少しでもずれちゃう時になるからね。
だったら裏にしようってことだね。
あ、今回は5番アイアンからピッチングウェッジまでのを6本を交換しました。
ウェッジはゴルフプライドのmccプラス4だったかな?
他はmccにした。
mcc=マルチコンパウンド
mccプラス4は太めかつテーパー少なめ。
ウェッジとか短い番手はつかまりやすいので太めにして左に行きづらくするってコンセプトでしょうか。
あとアプローチで短く持った時にも太めなので握りやすいってメリットも。
普通のmccで下巻き何重かにして調節するって手もありますね。
ロゴがある方(一般的に挿すと親指側)が長くなってる。
俺のグリップだと親指よりも人差指の方が下に来るので裏挿しにしてるっていうのも一つの理由です。
長くなったけど今回プロ巻きで巻くときはシャフトエンドより少し長くテープを切ってはみ出た部分でシャフトエンドの穴を塞ぎます。
塞がないとグリップエンドの穴から水や汗が入り込んでシャフトのサビの原因になるのでしっかり塞ぎましょう。
新しいグリップを刺そう
両面テープの表紙を剥がしたらグリップの底の穴をティーや指で塞いで溶液を入れてグリップ内部をしっかり濡らしたら
《ここからは素早く!》
それをシャフトのテープ部分にかけてグリップを挿入!
時間かけちゃうと途中で止まったりします。
写真途中で撮ろうかなと思ってやったら一回失敗した。
溶液もたっぷり使ったほうがいいですね。
受け皿にたまったやつはディスペンサーで吸い出してまた使えるので節約にもなります。
※グリップを挿す時は最初はフニャフニャなので両手でしっかり支えつつ奥に挿していくが途中まで行ったらヘッド側にある手は力を入れずに支えるだけにしてグリップエンド側の手だけで押し込んでいきましょう。
そうしないとグリップを無駄に引っ張っちゃったりして長さが変わります。奥まで刺したら逆にちょっと詰まった状態になってるんで、軽く握って適正な感じに伸ばしつつロゴを合わせたりねじれがある場合に微調整をします。
溶液でテープが溶けてシャフトがベトベトなのでティッシュなどに溶液をかけて拭きましょう。あとは乾燥させるだけです。
※バッファローのテープとライトの溶液は相性が悪い気がします。
たぶん溶液があまりテープを溶かさないからかな。
だからホワイトガソリン使ってます。
テープと溶液とグリップの樹脂やゴムの相性も多少あるっぽいです。
ライトのテープとライトの溶液は相性合うけど、テープが少し厚めでグリップ挿した時に溶けたテープが押し出されて結構たまるんで鬱陶しい。
拭けばいいだけなんだけど。バッファローのテープとホワイトガソリンがまぁ無難な気がするね。
たぶん工房とかでもこの組み合わせが多いでしょうね。
ちなみにパーツクリーナーを溶液として挿した場合数十分程度で乾いて打てるくらいになるみたいだけど、調整効かないからオススメはしません。
まとめ
今回は自宅でゴルフクラブのグリップを交換する方法を解説してきました。
少しマニアックな記事でしたが、グリップを自分で交換しようと考えているマニアックな方に向けての記事になりますので、大丈夫かと(笑)
それにしても自宅がどんどん工房化してます。
ご質問ある方はお問い合わせから受け付けてます。
それでは、エンジョイゴルフ!!